『カギとカギ穴』
今回手コキ研究会ではフェチのハナシがテーマであったにも関わらず俺に問いかけられた質問は自分のポコチンが曲がっているのをコンプレックスに思っている若い男性だった。
よく右利きのヒトは自分でマスをカクと左に曲がると言われているがウソか本当かは定かではない。
日本人は右利きが多いのでそうなると圧倒的に左曲がりが多くなり右曲がりは貴重だなんて都市伝説めいたハナシが囁かれたこともある。
マンガでも「右曲がりのダンディ」なんていうのも観たことがある、相手をスル女性が貴重な右曲がりのダンディと致すと初めての感覚に戸惑い溺れるというコメディであったが実際俺の経験上そんなモノはいくらでも体位をちょいと変えれば済むハナシだし膣は鈍感にデキているのもあってさほど問題にはならない。
ただ亀頭が下に向いて勃起するタイプのソープのお姉さん達からよく聴いたいわゆるクソかきマラなる存在もあるらしく、下を向いた丁度コンコルドのようなチンポの場合は正常位でしていると腸が刺激されてうんこを催してしまうというハナシはよく聴いたw
これもじゃあバックでやれば丁度向きが反対になるから気持ちイイじゃんと俺は提案した事があった。
便秘気味のソープ嬢には重宝されたというハナシも聴いたw
ハナシをさっきの若者に戻そう。
彼はなんとかポコチンの曲がりを治す方法はないかと聴いてきたが俺は言った、カギ穴に違うカギを差しても開かないからカギ穴に合うカギを差さねばならないがチンまんに関してのカギとカギ穴に関して言えばカギ穴の方がフレキシブルに合うようになっていると。
もちろん相手を気持ちよく出来ればのハナシであるが。
じゃあどーすればその可能性を導き出す事が出来るのか?ってハナシをした。
彼に俺は尋ねた。
男として自分が能動的にしなくてはダメだと思っているか?
相手の事がすべてわかりますか?
等々の質問に彼は男としてやはりそれは大事だと、そして相手の事はわかりません、と。
ならばわからないのに決めなければイケないと言うのはなんとも無謀な事だと思いませんか?とw
そりゃあそうでしょ、わからないのにわかったフリなんてスルのはおかしいよね?と。
じゃあどうしたら少しでもわかるようにするにはどうすればイイのか?
これはSEXに限らず距離感を測ることにも使える。
まず自分勝手な思い込みはサッサとやめて例えば挿入してジッとしてみる。
ジッとしてれば相手が動かざるを得ないようになる、相手がそれで動かないならばあなたと気持ちよくなりたい状態ではないと言う事。
動いてくるならば気持ちよさを欲していると言う事。
要するに俯瞰して物事を観ると言うことで、今言った事は少し極端な表現だけど引いて観るということが大事、なんでも自分主導でやろうとせずに相手がいるのをちゃんと意識しましょう。
相手がいると言う事は自分とは違う個体がいるワケで当然自分と相手は違うという事を認識してから始める事が肝要。
だから相手が動いて来てくれたなら相手の求める動きを後出しジャンケンよろしく動いてあげれば良いのです。
そうやってわからない事をわからないまま進めるのではなく地道に一歩づつ相手に歩み寄る姿勢がやがてはチンクロニシティを呼び寄せるコツみたいなもんだよと。
あなたの持っているただ一つのカギがたくさんのカギ穴を開けるモノになるかどうかはそうした地道で地味な行動に寄って積み上げられてイクのです。
少なくとも俺は自分のただ一つのカギでたくさんのカギ穴を開けて来ました。
カギの用い方次第で万能なカギにする事は全然可能な事である。
このハナシの不思議で面白いところは相手を変えようとせず自分が変わる。
なのに物理的なカギはそのままで相手のカギ穴が自分のカギに合うようにカタチを変えてくれるところw
これが昔言われた麻郎マジックと言われる事のミソであります。
よく訳知り顔で言われる決まった動きをして必殺技のように言う連中がいますが人間のカラダの単なる反応に関してはそのように起こるけれどヒトは反応だけで感じるワケではありません。
痛いのが気持ち良いヒトもいるしなにが気持ち良いのかなんてのはヒトに寄って千差万別。
もしかしたら痒いのかも知れないしくすぐったいのかも知れないそしてでもそれがそのヒトに取っての快感かも知れず一概にこういう動きをすればとかこうすればとか言うのはあまりにアマリリスw
そんなのは理論上のただの空論である場合が多いのです。
そもそも性感帯だとかも二人で作ってイクもんであり世の中に伝わっている当たり前の性感帯などバカらしいにも保土ヶ谷バイパス。
なにしても気持ちよくなる状態に相手を導いて行ければなにしても気持ちよくなりますw
アタマ撫でるだけでイッちゃうなんてこともザラにあるんですよw
そんなSEXをどーせなら目指しましょう。