『泡踊りw』
ここはソープランド情報のコラムであるから当然マットでニュルニュルの方かと思いきや、今回カコうと思っているのは泡=バブル、バブル時代のハナシをしたいと思います。
日本は好景気の中先進国4つから円安を疎まれ、円高にしろと強く迫られていた。
特に戦勝国アメリカの意向は中々無視出来ずにいたがなんとか凌いできた、それが85年の日航123便の事故からいきなりプラザ合意を受け入れてしまった!
この事故には謎が多い、政府が隠蔽しているとしか思えないような不審な事が多いのだ。
85年といえば俺が男優デビューをした年なのでこの辺りのことはよく覚えている。
そしてプラザ合意で円高になったので輸出はダメになり円高不況になった、しかしなので逆に金利を下げたのでみんな銀行からお金を借りて土地ころがしに躍起になりバブルはやってきた。
そして俺もバブルの申し子と呼ばれ活躍は飛躍的に伸び、TVや雑誌に引っ張りだこになり当時の文化人がたくさん俺のところに寄ってきた。
イイ時代ではあった。
みんなアホになっていたのだろうけど、多分実力以上のチカラをみんなが発揮しとても活気煽る時代になった。
男も女もヤラなきゃ損とばかりにSEXの事ばかり考えていたw
なので俺は自分から誘わなくても勝手に女が寄ってきて大変な事になった。
他のヒトのことは良くわからないがとりあえず俺は毎日平均5人の女性と床を一緒にした。
お金もあり毎日が充実して楽しくて仕方がない日常だった。
なんでも出来るような気がしていて可能性への挑戦の毎日で今では信じられない時代だった。
夢まぼろしの世の中で、日本の23区の土地の値段合計がアメリカ全土の土地の価格と同じになるくらいの信じられないアホな好景気であった。
ただ、それはいつまでも続くもんではなかった、みんなが株を買うので株価は恐ろしいくらい上昇し、そうなると株式の方が銀行で借りるよりずっとお得なので銀行から借りなくなり、しかも土地を担保にお金を貸していたのでやがてそれらは不良債権の山になる。
アメリカが今度はルーブル合意でドル安をストップさせると弱腰の日本は更に金利を下げ異常な事態だったバブルは崩壊していく。
しばらくは夢から覚めぬ人々がたくさんいたがやがて誰もが認める失われた20年になっていくのだった。
俺は当時なにも考えていなかったので男優No.1になったので引退し、監督やらをするようになりどんどん貧乏になっていった。
それもそのハズ、ギャラをくれる元のメーカーがどんどん衰退していったからであり、クソつまらない根拠のない思い込みで作品を作らせる傾向になっていき、無難にというワケわからない論法に陥っていき魅力的な作品は激減した。
俺はそのつまらなさに耐えられなくなり仕事を放棄した。
その時スグにデキちゃった婚しなくてはならなくなりいやいや仕事をしなくてはならなくなり俺にとって暗黒の時期が訪れた。
暗黒家庭を維持するぎりぎりだけ働き、できるだけ仕事をサボッていた。
狂った嫁はムダ使いに走り、例えば結構な値段のする除湿機と加湿器を同時に買ってきたりとワケわかんねー事をしていた。
戦わせんのかよ?w
なので家計はいつも火の車だった。
カミさんが逮捕されたので俺はいっときの自由を手に入れたが父子家庭という難関が俺を待っていた。
ムリをしすぎてカラダを壊し長期入院せばならなくなり生活保護を受けろと促され子どもたちは一旦一時保護で施設に入れられ俺が退院してから元に戻った。
現在、なるべくムリをしないようにしながら粛々と子育てをしながら面白いことを又やろうと画策しているところだ。
そして今度はバブルのような実態のないモノではなく本物の泡踊りをしたいのであるw