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ラム
太賀麻郎のチンクロニシティー第47話
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2020-01-10 12:00:00
世界の情勢

前回コミュニケーションについて書いたが今回はハナシを大きくして世界情勢に目を向けてみようと思う。
世界における動きの中で日本はなにやってんの?と思えるような体たらくだ。
戦後の日本は確かにアメリカの占領があり7年間の実質統治があった、それから一応の独立国としての上辺だけの独立をして今に至る。
常にアメリカのご機嫌を伺い指示され又は忖度しながらアメリカのご機嫌を損ねないようにしてきたんだと思う。
だから時には日本に取ってあまりに益のない理不尽なことも飲まされてきた。
しかし今の大統領はトランプという今までにないタイプの大統領の登場に少し事情は変わってきた。
これをチャンスとするかどうかは今の政府にかかっている。
トランプというヒトは俺が見る限りとてもアタマのイイ人物であると思える、長いことビジネスマンであった彼は駆け引きを得意にしているに違いないと。
彼の動きは観ているとウラがあるように見える、彼の真の目的とはなんであろうか?
アメリカは政府がお金を刷ることが出来ない、日本も日銀というところで紙幣を刷る、しかしこのシステムは誰が作ったか知らないがよく出来ていて国は続けば続くほど赤字が増える仕組みになっている。
だって政府は日銀など、アメリカの場合はFRBというところに紙幣の発行権を握られているので利子を取られていくのだ。
だからどんどん負債は増えていくことになる。
このおかしなシステムにかつてアメリカの大統領たちはリンカーンを始めにやめさせようとしてきた、そしてそれを実行しようとした大統領はことごとく暗殺されてきた、ケネディ然り。

アメリカのドルはニクソンのいわゆるニクソンショックで金とドルは互換性がないというのからドルは暴落したがその後ペトロダラーというサウジアラビアをアメリカが守る代わりに石油をドルで売ってくれという約束を取り付け石油を後ろ盾にした事で世界の基軸通貨の座を見事続けてきた、しかしトランプのやっている事はどうもドルをまた暴落させかねないような事をやってきている、シリアから米軍の撤退などでサウジアラビアを守ろうとしない事で石油をドル以外で売ってもかまわないというような流れになってきている。
そうなると中国のようなところはぜひ人民元で売って欲しいと思っているところの思うつぼになる。
米中経済戦争とか言われている中でこれは中国に利する行為でもある。
そして日本はそんな中国にすり寄っていっている、普通ならアメリカのご機嫌を考えれば許されることではないのだがそれをやっているというのはバカなのかそれともトランプの許しを得てるのかどっちかだ。
日本はとことんアメリカの奴隷なのであればこのまま中国に飲み込まされてしまうがそうでないならぜひ台湾を始めとする親日国を集めて通貨統合して新大東亜共栄圏とでもいうような日本国連邦を作り影響力をつけるべきで、このまま手をこまねいていれば日本はなくなってしまうと思うのだ。
外交の基本は軍事力を背景にした交渉であると言われるが今の時代軍事力だけではそうとも言えない
時代なので軍事力に匹敵するなにかを模索してイカねば生き残りはムズカシイ。
俺はなんだかんだで日本という国は好きであるからこそこういう事を考えている。
男と女の間のコミュニケーションも国と国のコミュニケーションも基本的には変わらない、そこにどういう関係がありそれを見越してないものは構築し、あるものを遣ってアレコレしなければ国も個人もダメになってしまう。
国があるからこそ安心してクンニもフェラもSEXも出来るワケで国がなくなってしまえばそれらもできなくなってしまう(汗)
コク棒とか愛コク心とかAVからコク民を守る党とか言っている俺だが今の情勢はほっておけない事態であると危機感を持っている。
言葉の意味を知りそしてウラを探りちゃんとしたコミュニケーション力をつけてこの危機的な情勢をなんとか乗り切って欲しい。
太賀麻郎
AV男優、AV監督
1980年代、絡んだ女優たちはエクスタシーを感じて、「もう一度会いたい」、「セックスしたい」と訴えたほど。
過去5000人の女性に“抱かれてきた”伝説の男優。うち3000人以上はプライベートでのセックスとなる。
著書に『無重力セックス』『東京ルノアール』イーストプレス『AV黄金時代 5000人抱いた伝説男優の告白』 文庫ぎんが堂
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