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ラム
太賀麻郎のチンクロニシティー第20話
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2019-02-25 12:00:00
『シュミレーションしてみよう』
1月12日の手コキ研究会で質疑応答をやったのだけど大盛況でした(^o^)
男性からの質問の中にはどーしたらモテるか? とか男優になるにはどーしたらイイのか? なんていうベタな質問もあったけど女性からの質問にはなかなか切実な質問も多かった。
好きじゃないヒトからはモテるのに好きなヒトからはあんまり思わしくないなんてのもあった。
これは当に客観的に自分を観れていないって事でその違いに関して物事を俯瞰して観ていないというのの欠如にほかならない。
誰にもモテないワケではなくて好きじゃないヒトにはモテるって言うんだからカンタンな事である。
要するにその違いをつぶさに観察してみよう。
多分好きじゃないヒトたちに対しての彼女は自然に振る舞えていて、好きなヒトには意識してしまっている自分がいるということを。
自然に振る舞えていれば彼女は充分魅力的なハズで意識してしまっているとそれが半減してしまうのだろう。
そうした事に自発的に気がつくには問題を発見した時にどうソレに取り組むか?という事が重要になってくる。
答えと問題はイコールなのでちゃんと問題を理解する事が寛容。
問題の中に答えは必ずあるので問題をちゃんと観てどーしたらイイかを探るのだがその時問題に囚われすぎては迷宮入りしてしまいがち、言うならば主観的になりすぎてしまうという事、俺がよくいう事の中に問題を解決したいと思うあまり問題にピントを合わせすぎて周りがピンボケになってしまう事態が起こりやすい。
問題とは大抵の場合周囲と関わって成り立っている場合がほとんどで、その問題だけ独立して存在しているワケではないからだ。
ならばピントを合わせるのをやめて広く周囲に目を配ってみよう、ヒントがゴロゴロしているハズだ。
そのヒントを軽く拾ってシュミレーションに遣ってみるのだ。
ヒトは鏡とよく言うが、鏡に映った自分の姿は自分が動けば映った姿もカタチを変える、ソレこそがシュミレーションの第一歩でわからない他人の気持ちを推し量るために必要なアイテムである。

自分の動き方次第で他人がどれだけ変化するのかというシュミレーションをこなしていけば他人と打ち解けたりあるいは他人を操作したりも可能になってくる。
ソレが高度なレベルになってくればもう対人関係に悩む事も少なくなってくるハズだ。
人間には主観というある意味個性という魅力が備わっている反面、人間は一人で生きているワケではない、ここが重要で主観に引きこもってそれで満足しているならばなんの問題もない、一人で生きる事を選択している覚悟さえあればソレも又イイだろう、けれど多くのヒトは中途半端に他人の目を気にしてなぜ迎合できないのかと悩む。
悩むならば解決する必要が生じるので俺が言っているシュミレーションが生きてくる。
ソレはそのヒト本人の選択なので俺はおせっかいに自分からアレコレ口出しはしない、けれど解決を望んで俺に相談してくるならば力になろうとする、ズバリ言ってあげた方がイイ場合は稀でヒントだけを投げかけてあげる方がそのヒトの為になる事が多い、ズバリ答えて問題を解決してあげるとそのヒトは俺に依存しやすくなる、問題はそのヒトの問題なので俺は手助けだけをしてあげるに留めるよう心がけている。
あくまで本人が自発的に気づき解決してイカなければ意味がないと思うからだ。
その場合俺の手柄にする事はカンタンなれどソレをしてはイケない、俺の手柄にこだわるならばソレは人助けではなく俺の自己満足にほかならなくなり崇高な理念からハズれてくる。
そうした事は似て非なるモノとして俺がよく言っているトジティブに繋がってしまう。
エセな人間性をそれらしく魅せるというのは俺はハッキリと好かない。
一時は評価されたとしても本物でなければソレは一過性のモノとして流れてしまうだろう、歯がゆく感じたこともあったが今は入れ歯になって痒い歯がないのでただ淡々と観る事が出来るようになったw
否定も肯定もせずに問題を観、シュミレーションして自身の問題解決に役立てて欲しい(^o^)
太賀麻郎
AV男優、AV監督
1980年代、絡んだ女優たちはエクスタシーを感じて、「もう一度会いたい」、「セックスしたい」と訴えたほど。
過去5000人の女性に“抱かれてきた”伝説の男優。うち3000人以上はプライベートでのセックスとなる。
著書に『無重力セックス』『東京ルノアール』イーストプレス『AV黄金時代 5000人抱いた伝説男優の告白』 文庫ぎんが堂
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