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【泡姫コラム第16話】クレームは受け付けてません
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2015-05-01 20:00:00

こんにちは。
四月があっという間に過ぎ去っていきます。
個人的な出来事が多々あり過ぎて、頭が真っ白の呆然とした状態で一か月が終わりました。
そんなぼろ雑巾みたいな私の視界に写るのは、新品スーツが眩しい新社会人の方々。
なので今回のお話しは、私が風俗を始めて間もない新人の頃にあった出来事を、当時の新人気分を思い出して書きます。


初めての風俗はピンサロでした。
キスは経験あってもフェラはピンサロが初めてとなる、ほぼ真っ新な状態でのスタートでしたから右も左も分からず、ただただ訪れたお客様に懸命に尽くすので一杯。
指名なんか二の次三の次…というか指名を意識する余裕もなかったんですよね。


当時十八歳で学生から社会というのかな。
風俗の世界に足を踏み入れたばかりで何もかもが無知だったんですよね。
お店の女の子達との距離感も掴めなくて、言われまま誘われるままに携帯や家の電話番号も教えて遊びに行っていました。


そうして起こったのが女の子からのクレームです。
初めてスポーツ紙の取材を受けた時のこと。私の紹介記事が載った物が発売された翌日、女の子から家電が掛かってきました。
出るとなにやらお怒りの様子。

何事かと聞くと、何故に取材を受けたのかと。
この子と彼女の友達とも一緒に何度か遊んだ事があったので、スポーツ紙に私が顔を出して載ると自分も同業者だとバレるじゃないか、そんなクレームでした。
彼女は私が取材を受けた事が信じられないと言い、これからは取材を受けるなと言い切ったあとに、もしものっぴきならぬ事情で取材を受けざるを得ないのならば、まずは自分を通してからにしてとそう言って電話は切られました。
なんて一方的な言い分なのかと思いましたが、身内バレは誰だって嫌でしょうから彼女の言い付けを守りました。


そんな出来事があってから更に数か月後。
またまた家電が鳴りました。
時間は朝の七時前。
母に起こされて電話に出ると、受話器の向こうから
『あ、もしもしぃ』この時点でお怒りのお声がします。

そして、声の主は前回と同じ子でした。
何かやらかしたのか思い返してみても取材は受けていないし、彼女とも大きな接触は避けていたので心当たりは無し。
でも、彼女はご立腹。覚悟を決めて訊ねると
『私の客を取ったでしょう?』と。
一体全体なんの事やらです。
話を聞くと、前日に私が指名でついたお客様が、もともとは彼女のご贔屓さんだったとのこと。
それが最近来ないなと思ったら、私を指名していた。
こりゃ一言申したい、という訳で朝から抗議の電話です。
もう、そんなの知らんがな…です。
お客様のお遊びは自由意思。
いつどこで誰と遊ぼうが勝手です。
私の意志でお客様を呼んだのではないし、お客様の意志で私とお遊びをなさったのだから、責めるなら自分でしょうに。
とはいえ、そんな事で自分を責めても仕方が無いんですけどね。
責める前に自分自身の向上を目指した方がいいのに。
けれど、新人の私。
そんな事は言えずに朝から延々とお説教を頂きました。
自宅の家電で母がすぐ側にいるなか、風俗嬢同士の醜いやり取りです。
勘弁して、と放り出したくなっても当時は何も言い返せなくて、ただ言われるがまま謝っていましたね。


そんな新人時代を通っての現在。逞しくなりました(笑)
でも、こんな経験はこの彼女のみでしたので、滅多にない出来事だったのかもしれません。
先日、勤めていた吉原のお店を辞めました。
次のお店はどんな女の子やスタッフさんに出会えるかな。


お話しは変わりしまして、ここでお店の紹介です。
よくお客様方にどこのSMバーで遊んでいるのか聞かれます。
行った事はないけど興味のある人は凄く多いので、私の大好きなSMバーを今回は二軒、ご紹介いたします。



歌舞伎町の小さなSMバー「初心‐UBU‐」

こちらは紫護縄びんごさんと吉田よいさんが共同経営をされているSMバーです。
扉を開けると玄関から先は畳のお部屋となっていて、そこにはバーカウンターと奥に縄を体験したり、寛いだりするお座敷があります。
オーナーのお二人は緊縛のプロですので、お座敷で本格的な縛りを受ける事が出来るんですよ。
けど、初めて来た方や慣れていない方は恥ずかしくて縛って欲しいなんてお願いできないかもしれない。
そこで「初心-UBU-」では【初心札】という物があって、それをそっとスタッフに渡す事でお願いは完了。
緊縛を受ける事ができます。
オーナーお二人の温かく穏やかな人柄で集まるお客様の層は様々。
SMバーらしからぬ、まったりとした雰囲気の中で非日常的な縄の世界を体験するのは不思議な気分かもしれませんが、とても居心地の良いアットホームなお店です。



SM&FetishBar ARCADIA TOKYO

キャラクター色が濃い堂山鉄心さんがオーナーのこのお店。
扉を開けるとボンテージ姿の女性達がお出迎えしてくれます。
バーカウンターから先に進むとソファが並び、その前には縛りを体験できるスペースがあります。
仄暗い店内の壁一面に飾られた鞭や縄に手錠…等々たくさんのSMグッズが飾られていて、それだけでも十分に妖しさに溢れています。
そんな雰囲気の中で、お客様同士やスタッフ方と趣味や嗜好のお話に興じつつ、目の前で繰り広げられていく縛りや、私がお邪魔した時にいらしたお客様が披露するちょっとエッチなマッサージを見れたのはSMバーならではかも。
こちらでは鉄心さんにお願いすると、縄を体験することができます。


今回紹介したどちらのお店も、縄だけでなく鞭でも蝋燭でもSM的なプレイを幅広く体験できます。店内の違いから分かるように、紫護縄びんごさんと堂山鉄心さんのSMのプレイスタイルも大きく違うので、是非ご自身の体で体験してみて下さい。どちらも毎月様々なイベントを行っています。初心者でも訪れやすい面白いイベントがたくさんあるので、ホームページで確認して一人でも友達を誘ってでも、ほんの少しの勇気を出して新しい世界の扉を開いて下さいませ。案外、すんなりとハマってしまうかもしれませんよ。

《風俗ライター 月緒-tsukio-》
東京出身
在籍した事のないのは母乳専門店のみと豪語する
各種風俗を経験した猛者。
その体験を元にライターの一面も持つ現役泡姫。
今回はギャルコレに特別寄稿。
ブログ 月緒の夜伽話
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